劇場版 天元突破グレンラガン 螺厳篇

グレンラガンの螺厳篇初日ってことで、チネチッタで見てきましたー。以下、ネタバレあり。
いやー、思ったよりも濃いですね。紅蓮篇が四天王撃破(というかシモン復活)のところで終わっていて、残りはテッペリン攻略戦からロージェノム撃破と、7年後とで大きく2つあるわけだけれど、前半の5〜10分くらいでロージェノム撃破までがさっくりと終了。あの構成はなかなか良かったと思います。後半に時間をたっぷり使えるしね。
そんなわけで、今回は7年後がメインになるわけだけれど、紅蓮篇に比べて新作カットやたら多い印象。なにやら、紅蓮篇はTVアニメ1本分で、螺厳篇は2本分の新作カットがあるらしいけれど、もっと多かったように感じた。
いくつか気になったポイントがあったけど、まずは人類殲滅プログラム発動のトリガが、ダヤッカとキヨウの子供ではなく、月探査船になってたこと。単純に人工の増加ではなく、科学の進歩をトリガにしたのはアンチスパイラルの考えからすると理にかなってはいるけれど、ダヤッカとキヨウの子供がちょうど100万人目になってしまったあの感じも割と好きだったな。
あとは大グレン団のスペースガンメンが軒並み天元突破してヒーロー大集合みたいなお祭り感w アレは楽しいね。最後はラガンインパクトではなく、生身のシモンとアンチスパイラルのガチムチの殴り合いに。そんなこんなで大筋はTVと同じだけれど、後半は割と別物だった感じ。
あと一番残念だったのは、子供がドリルで木の実に穴をあけているラストシーンの音楽が途中から荘厳な感じのやつになってたこと。あれは最後までピアノのやつで行って欲しかった。静かに終わる感じが好きだった。
まあ、細かいところは色々あるけれど、全体的にはちゃんとグレンラガンだったし、TVよりも無駄に熱かったし、楽しかった。ラストのしょこたんの『涙の種、笑顔の花』はかなり好きな感じ。JCBのライブが楽しみです。