貴婦人と一角獣展

manbow2013-06-23

ガンダムUCの序盤、ユニコーンの日にも登場し、作品のモチーフにもなっているタピスリー「貴婦人と一角獣」が日本の国立新美術館に来ているということで、これは見に行かねばならないと思っていたのだが、ようやく見に行くことができました。
かなりの大きさのタピスリーが6枚、展示室を取り囲むように並べられている様子はなかなか圧巻。まずは6枚全体を見て、それから一つ一つを近くで見て、それから関連展示による絵柄や時代背景の解説を見て、最後にもう一度6枚を眺めると、最初に見たときとはまた違って見えて面白かった。
特に実物を見ただけではわかりにくい絵柄、動物の配置などがとてもわかりやすい映像になっていて興味深かった。あとはこの手の展示ではもはや必須とも言える音声ガイドも良かった。メインの解説をオードリー・ヘップバーンの吹き替えでおなじみの池田昌子リルケの小説部分を朗読するのがフル・フロンタル役の池田秀一という、ガンダムファンを意識したキャストである。
東京は7/15までだが、ガンダムUCのファンは絶対に見に行った方が良い。たぶんこの先日本で見られる機会は当分ない気がする。そもそもフランス国外に出るのが2回目だって言うし。