リボンの騎士 ザ・ミュージカル 最終公演

コマ劇場

リボンの騎士 ザ・ミュージカル
会場:新宿コマ劇場
開演:16:00
7回目のリボンの騎士。そして最終公演。さらには小川麻琴モーニング娘。卒業公演。
昼を見た友人の話だと、この公演は「特別講演」だ、とよっちゃんが言っていたらしい。期待と不安とが入り交じった不思議な気持ちで開演を待つ。そしていつもと同じ影アナのあと、『Mystery of Life』をバックに幕は上がる。
『Mystery of Life』。劇中、歌詞やアレンジを変え、歌以外でもBGMとして何度も流れるこの曲が大好きで、いよいよ最後だと思うとなんだか涙が出てきそうになる。この曲以外にも『ブーケ』、『あなたに会いたい』など個人的にツボな曲では涙が出そうになるのであった。
演劇部分はラストだからと言ってアドリブなどは一切なし。木村氏の発言から察するにアドリブは無いだろうと思っていたが、正直ホッとした感じ。ま、大臣の登場シーンの決めポーズなどの細かいところはあるが、セリフに影響するようなものはなかった。最終公演ということで、各キャストの登場シーンの拍手なんかは多め。けれど叫んだりする迷惑なヲタはおらず、いい雰囲気だった。
歌に関しては大きく外す部分はなし。毎回心配な『記憶力』での麻琴のファルセット部分とかもバッチリだった。それどころか逆にこれまで見てきた公演の中でもかなり出来の良いほうじゃないかと思う。いい感じに最終公演に向けてモチベーションを上げてこられたのだろうか。そんな感じで良い意味で普段通りの素晴らしい舞台。個人的に泣く場所も同じ。
そしてライブコーナー。いつもどおりラブマ〜Ambitious〜わたしがついてる。と歌ったところで、舞台からはけないモーニング娘。、ピットに入ってくるバンドメンバー。ここで生演奏の『青空がいつまでも続くような未来であれ!』が。昼も歌われたらしいが、不意をつかれてただ涙するしかなかったのでありました。この曲はムリです。しかも麻琴を先頭に青空トレインです。素敵すぎます。そのあとに紫陽花を歌わねばならない美勇伝ちゃんがちょっとかわいそうになるくらい。そしていつも通りのフィナーレ。壇上に登場するメンバーはみんな下手のバンドを方をみて何やらコンタクトをとっていた。これは千秋楽ならではですね。『Mystery of Life』を歌って幕。
ここで会場に許可をとったという青サイリウム企画が発動。麻琴コールの中、幕が上がりカーテンコール。とりあえずよっちゃんが「あとでやるから」と麻琴コールをしずめ、主要キャストの挨拶。まずはマルシアさんがサファイアとの別れが寂しいとのコメント。これに愛ちゅんがかけより、抱き合う2人。次に箙さん。これを機に宝塚歌劇に来てくださいとのコメント。水曜日が休演だとか、男子トイレが空いているとかおもしろコメント。宝塚は以前から1回見て見たかったので、そのうち見に行ってみようと思う。そして武道大会の選手4人の紹介、続いてバンドメンバーの紹介。
そしてフランツ王子役、我らが石川さんのコメント。泣きそうになりつつも、ビシッと決めようと頑張る石川さんだが、期待どおりというか、やっぱりというか、噛んでしまい「う〜」となってしまうのであった。石川さんの真面目さが伝わってくる良いコメントでした。
次にサファイア役の愛ちゅん。初日同様、すっかり普段の高橋愛にもどっていました。おもしろすぎです愛ちゅん。どうやって締めていいかわからない愛ちゅんによっちゃんが何やら耳打ちして、何とかなったのであった。
ここから麻琴の卒業コーナー。まずは5期代表としてガキさんのコメント。抱き合う麻琴とガキさん、そしてサンドイッチ状態で麻琴の後ろから抱きつく愛ちゅん。愛ちゅんガニ股は良くないよ愛ちゅん。次に娘。を代表して魔女のミキティからコメント。コメントが一段落したところでなぜか笑うミキティに対して「笑うとこじゃないよ」とつっこむ麻琴。最後にリーダーのよっちゃんからコメント。よっちゃんは「麻琴の目を見られない」とか言いつつも、泣かずにキッチリコメントしていました。最後に麻琴からのコメント。麻琴のコメントを聴いていると、やっぱり泣き笑いって感じになってしまう。「行ってきます」のコメント後、最後にもう1回、オールキャストで『Mystery of Life』を歌って幕。
ここからさらに3,4回のカーテンコールがあって終了。実に素晴らしい最終公演でした。客席をあとにして、入口の方へ行くと何やら麻琴のファミリーがいてちょっとした握手会みたいになっていた。
こんな感じで幕を閉じたリボンの騎士 ザ・ミュージカル。7回見てきての感想や麻琴については、はまた後日。