恋をしちゃいました!

昨日は色々あって書ききれなかったが、これについては今の考えを記しておくことにする。
モーニング娘。のFCハワイツアーのミニライブで、タンポポの『恋をしちゃいました!』を、飯田、矢口、石川の3人で歌ったらしい。
これを知ったとき、最初は「いいなー俺も見たかったなあー」と思ったのだが、やっぱりなんかすっきりしない。なんか残念な気持ち。一言で言うと、
 「もったいない」
キッズが『乙女 パスタに感動』を歌ったときよりもガッカリ感は大きい。それは俺が行きたいのにハワイに行けずにいるってのもあるのかもしれない。実際に現地にいて生で見たら、浮かれて喜んでいるかもしれない。けど、少し時間が経ったときに、間違いなく今と同じ気持ちになっていると思う。
歌った3人、特に飯田さんや矢口なんかは嬉しかったと思う。けれども、絶対に加護のことが心の何処かで引っかかっているはずだ。そうでなきゃおかしい。
何故この時期に、何故加護のいないメンバーで、歌ったのだろうか。
ハワイまで来てくれてありがとう、そんなみんなのために特別に歌います、ってことなんだろうか。そういう意味では5期で歌った『男友達』なんかは特別な感じでいいと思う。モーニング娘。の名曲を現メンバーが歌い継いでいくとう意味でね。せっかくハワイまで来たのに普段と同じライブじゃ面白くないもんな。『恋をしちゃいました!』についても、もしこれが加護も含めた4人だったならまだ納得がいくし、ハワイへ行けなかったことを悔やみまくるよ。だけど、『恋をしちゃいました!』を加護抜きの半端なメンバーでやる理由としては全然不十分だ。加護ちゃんはいないけど、まーいっか、と軽い気持ちでやったのだろうか。
前から思っていたが、今回のことで改めて思ったのは、こういう企画をするスタッフって、本当にモーニング娘。タンポポ、そしてそのファンの事を大事に思っているのだろうかってこと。まあ、向こうも商売ですから、出来ることと出来ないこと、色々と考えはあるのかもしれないが、それにしたってやることにあまりにもポリシーというか美学がなさ過ぎる。
「一回限りの復活」は大いに結構だし、ファンも喜ぶと思う。けど、それは時期や形を間違えると、とたんに中途半端になってしまう。なんでこうやって中途半端な形でやってしまうんだろう。タンポポというグループがどれだけ人気があって、思い入れの深い人がどれだけいるのか、あのタンポポ畑を見てもまだ理解できないのだろうか。タンポポ加護ちゃんが好きなファンの気持ちって考えないのだろうか。放置されっぱなしの3期タンポポのファンの気持ちって考えないのだろうか。それらを考慮してもなお(考慮してないだろうけど)、今回ハワイでやる意味ってあるのだろうか。
2年前のユニット大改革も、当時はかなり凹んだけど、やると決めたら信念を持ってやって欲しいのに、こうやって中途半端な復活とか。3期のタンポポはどうしたんだよ。

こんなこと思ってるのって俺だけかね。現場にいて3人の表情を見ていたらやっぱり考えは違っていたんだろうか。たぶんそうだろうね。理想ばっかり求めてもしょうがないしね。けどやっぱり残念だな。