硫黄島からの手紙

硫黄島2部作の2作目、『硫黄島からの手紙』を見た。
前作『父親たちの星条旗』とセットになっているとは言え、ストーリー的な絡みはほとんどなく、単発で見てもそれなりに楽しめると思う。『星条旗』同様、彩度の低い映像が印象的。低い彩度の中、重要なアイテムだけ彩度を上げるみたいなよくある演出もあった。
いちおう洋画のはずだが、出演者の大半が日本人なので字幕もほとんどなし。どっかで見たインタビューだと、監督はほとんど演技に注文をつけず、役者にお任せって感じだったらしいが、そりゃ日本語わからないし、下手にいじるよりも役者の感性に任せた方が良かったのかな、と思う。
予告編などで見た感じだと、栗林中将がえらい男前な感じで、実際に中将は男前なのだが、それにも増してバロン西こと西竹一中佐がさらに男前だった。そして裕木奈江を久しぶりに見た。