美勇伝説II〜クレナイの季節〜 最終公演

美勇伝ライブツアー2005　美勇伝説II〜クレナイの季節〜
会場：品川ステラボール
開演：18:30
最終公演。チケを２枚余らせていたので予定の空いている友人を誘って４連番。上手後方、俺たち動きますよっていうオーラを出しまくりの人たちが集まっているあたりへ。
周りを見渡すと、いかにもDVD撮影してます、って感じのカメラの数。綺麗に撮ってくれよ、綺麗に。
℃-uteは昼と同じ。岡田と三好のMCは、セクシーな石川さんネタ。どちらかというとこっちの方がいいかな。どっちもどっちだけど。その他の変更はナシ。最後のMCがちょっと長めだったくらい。
各曲の感想とかはもう今さら何も書くことはありません。どれも見ていて楽しいし、聴いていて気持ちよいし。ま、ソロコーナーは多少アレだけど。
最後なので、ツアーを通しての各メンバーの印象など。
まず岡田。入った頃は本当におとなしい感じだったが、最近はキャラも立ってきて、VTRコーナーではしっかりネタの核となっている。歌も前回の『赤い日記帳』のころに比べるとだいぶ良くなっている感じ。『パジャマな時間』なんかはもう一番目立ってる。Bメロのファルセット部分が注目されがちだが、ラストのサビなんかかなり良いですよ。この現状に満足せず、さらなる成長に期待。
次に三好。普段石川さんばかり見ているからかもしれないけれど、この娘は本当に見るたびに印象が良くなるというか、新しい発見がある。歌に関しても、小俣町で聴いた『会長』なんかは声質に合っているという要因もあって素晴らしい出来だった。今回の『THE LAST NIGHT』はちょっと声質と合っていない感じはするものの、大きな失敗もなく危なげなく歌い上げていた。直後の『紫陽花アイ愛物語』の歌い出しなんか、白い衣装と照明とが相まってとても素敵だった。
あとはトークがもっと上手くなるといいかな、とか思うんだけれど、なんかこの娘の場合は他の２人と違って普通っぽい感じが魅力の一つであると思う。変にトーク慣れしてすらすらしゃべるよりも、たまにポロっと出るおもしろコメントに期待したい。そういう普通っぽさが美勇伝の絶妙なバランスにも繋がっていると常々思うのである。
そして石川さん。いまさら石川さんについてどうこう言うこともないのだが、今回のツアーで改めて感じたのは、石川さんは美勇伝が大好きなんだなということ。４公演を見て、一番印象深かったのは、最終公演の最後に石川さんが笑顔で発した「美勇伝最高！」という言葉。仰るとおりあなた方は最高ですよ。この言葉にちょっと感動してしまった。
あと、エクステつけて髪が肩胛骨あたりまで伸びていた石川さん。髪を縛らずに激しく踊ったりするとサラサラヘアが素敵でした。
といった感じで、良いアルバムを引っさげて、これまた良いステージを見せてくれた美勇伝。ハローの他のグループにはない、美勇伝としてのステージを作ることが出来たと思う。来年以降もどんどんライブを育てていって欲しい。