スイッチ ON! 最終公演

東京厚生年金会館

Berryz工房コンサートツアー2005秋〜スイッチ ON!〜
会場:東京厚生年金会館
開演:18:30
スイッチON!の最終公演。と同時に石村舞波の卒業公演。
内容は初日の市原とほぼ同じだが、大阪以降は『日直』がカットになっていて、やはり今日もカット。この曲はダンスがものすごくかっこよくて、それに加えて衣装もこれまたかっこいいので大好きなのでちょっと残念。愛のポエムは『恋をしちゃいました!』。昼は『SHALL WE LOVE?』だったようだ。
8人でのステージはこれで最後。だけど始まってしまうと、そういうことも忘れるくらいの良い内容。さらに客が濃いやつばっかりなのでそれはもう凄い。けれど、『夢でドゥーアップ』になると、これで最後だということに気付かされる。ステージ中心で2人並んで揺れながら歌うキャプテンと舞波。この歌をこのツアーで歌ってくれて本当に良かった。この曲以降は本当にアッという間に本編が終わり、アンコールへ。青い光に包まれる会場。
『Bye Bey またね』を歌うころには舞波以外のほとんどのメンバーが泣き始めていた。それでも笑顔すれ違うメンバーを励ましたり。泣きそうな桃子の肩を抱く姿は、これまでと変わりないかっこいい舞波だった。
アンコールでも、娘。の卒業公演にあるようなセレモニーみたいなものはなく、最後にキャプテンが花束を渡したくらい。各メンバーのコメントを期待した人には物足りなかったかもしれないが、この方がいいと思った。余計な演出なんかしなくても、ここまでの内容を見ていれば十分。
ラストステージでもマイペース。いつも通りのダンス。『スッペシャル ジェネレ〜ション』ではやっぱり振り付けを間違えそうになったりといつもの舞波。写真を撮れば見切れていたり、ライブ写真集の広告では一人だけ目をつぶっていたり、そんな舞波クオリティは今日もそのまま。卒業の日に狼が落ちていたりするタイミングの悪さも、舞波らしくて微笑ましい。

このままずっと一緒に居たい
それでも時間は刻み続ける
魔法が解ける…

秋風のように爽やかな笑顔を残して、10月2日20時13分までのシンデレラ、石村舞波の魔法は解けたのでした。