グリーンマイル

グリーンマイル
今日は映画の日ってことで、貯まっているDVDの中から映画を選んで鑑賞。
まずは遙か昔に見たことがあったようなないような、の『グリーンマイル』。この映画は本編が3時間あるので見る方も気合いがいる。
原作はスティーヴン・キング。本は読まないが、この人の原作ものは好き。同じフランク・ダラボンの『ショーシャンクの空に』も割と良かったし。
と言うわけで見てみたが、やっぱり昔に見たことがある気がするが、断片的記憶しかなく、新鮮に楽しめた。感動しつつも笑いがあったりするヒューマンドラマで、3時間という長さもあまり苦にならないのだが、個人的にはまあそこそこ。この程度じゃ泣けません。
「死刑囚」についての物語で、死刑制度の良し悪しだとかっていうテーマもあるかも知れないが、それ以前に内容が非現実的なファンタジーなのでそんなところまで考えがいかないな。
映像的には暗いシーンが割と多く、2年前の液晶プロジェクターだとやっぱり黒が浮く。まあ、集中してしまえば気にはならいのでいいのだが。音は雷のシーンなどでサラウンドチャンネルが効果的に使われるが、静かなシーンが多いので派手な演出はあまりない。
凄いと思ったのは、尿路感染症を煩った役のトム・ハンクスが痛みに耐えながら小便をするシーン、こっちの尿道まで痛い気がしてくる。たぶんこれを感じるのは男性だけだろうけど。