女子フットサル公式戦 第2回フジテレビ739カップ

駒沢体育館

女子フットサル公式戦
第2回フジテレビ739カップ
会場:駒沢体育館
キックオフ:17:10
前回の準優勝から2ヶ月。まだ聴けていなかった先週のちゃんチャミを聴きながらテンションを上げつつ、再びやってきました駒沢体育館。
今回は北スタンドからの観戦。さっさと会場入りして、ガッタスカレッツァの練習風景を眺める。ミキティとののの1対1練習で、散々振られたあげくにゴールされたののが面白かった。よく見るとなぜかよっちゃんさんがいない。あと川島もいない。結局、よっちゃんさんはいたけど川島は出場しないようだった。少しして選手が退場して、開会式。
今回は6チームが3チームずつに分かれてリーグ戦を行い、1位同士が決勝戦を、2位同士が3位決定戦を行う方式。全8試合。グループ分けは以下の通り。

グループA:Carezza、HORIDASHIMONO、FANTASISTA
グループB:Gatas Brilhantes H.P.CHOOPTEAM dream

どうでもいいが、試合をやる2チームが入場するときの曲がサトリアーニの『Summer Song』。

    • 第2試合 Gatas Brilhantes H.P. vs TEAM dream
      • ガッタスの一方的な試合。というかdreamは明らかに練習不足というか、経験不足。しょうがない。ガッタスのスタメンは吉澤、石川、藤本、里田、紺野。
      • まずキックオフ直後、石川さんが左サイドにいたよっちゃんへパス、そのままロングシュートで1点。そのままの勢いでミキティが2点、途中出場のあさみが1点で計4点。後半に是永が1点入れて5−0で勝利。石川さんはチャンスはあったが、得点ならず。
    • 第6試合 Gatas Brilhantes H.P. vs CHOOP
      • スタメンは吉澤、石川、藤本、里田、辻。おとめ3人揃い踏み。 前半開始早々に飛び出したののの横をつかれて1点先取される。しかし、前半残り2分くらいのところで是永からの折り返しパスに石川さんが合わせて同点。すばらしい。後半にあさみが決勝点を入れて辛勝。

これでグループBで1位となり、Aの1位カレッツァと決勝戦を戦うことに。

    • 勝戦 Gatas Brilhantes H.P. vs Carezza
      • みんなの期待通りというか、順当な組み合わせ。先取点を取られるが、すぐに取り返し、そしたらまた取られてガックシしたとおもったらまた取り返し、みたいなシーソーゲームで正直心臓に悪い。結局同点のまま後半終了でPK戦へ。この時点で是永がベンチで号泣。責任を感じてしまったのだろうか。ののも泣いてた。てか、この娘はこういう展開になるといつもそわそわしてるんだが。
      • PK戦前、石川さんが監督になにやら指示をうけ、それをよっちゃんさんに耳打ちしていた。なんだろう。ガッタスのキーパーはこんこん。PK戦もこれまた決めれば決められ、止めれば止められみたいな展開で5人蹴り終えても決着付かずにサドンデスへ。よっちゃんさん、ミキティ、石川さん、里田、是永、あさみと6人蹴り終えたところで、次に蹴る人が決まっていない様子。石川さんが監督に指示を仰ぐような場面もあったが、なんとそこでみうなが挙手。このはずせない状況で蹴りますといえるみうなかっこいい。感動した。そしてボールに念を込めて蹴り込み見事ゴール。正直、試合中の動きはいまいちだったりするのだが、こういうムードを作れるというのは彼女の才能だと思う。その後、カレッツァ7番目のキッカー、キーパーの河辺が外し、試合終了。

と、ガッタスの試合だけとりあえず覚えている事を書いたが、Carezza vs FANTASISTAが1−0の好試合だったり、3位決定戦が熱かったり、その他の試合も結構見どころがあり、大会全体として楽しかった。
ガッタスを見ていて、安定している吉澤、里田、是永はいいとして、あさみと石川さんがかなりレベルアップしているように感じた。ミキティはもう少し丁寧さがあるといいかも。ゴレイロの2人、キャッチやボールに対する反応はののだが、パス出しやPKのような場面ではこんこんの方がいい感じ。てか、対照的だよねこの2人。天才型と努力型。
というわけで、予想以上にドラマチックな展開で、感動しました。何度も涙が出そうになりました。今まで見てきたガッタスの試合(大会)の中で一番の内容だった。
前回も書いたような気がするが、フットサルなんてスポフェスでやっている程度の内容だと思ったら大間違いで、会場の雰囲気や選手の真剣さなど、伝わってくるモノが全然違う。少しでも興味のある人は、とりあえず1回観戦してみることをお薦めします。
それにしても会場暑すぎ。