僕らの音楽-松浦亜弥

フジの「僕らの音楽」という番組に松浦が出ていた。
ついついチェックしてしまうのがハロプロヲタの悲しい性ですが、まあそれはいいとして、これがとても良い番組だった。

俺は松浦の歌が好きだ。松浦亜弥人間性だとかキャラだとかとは別の次元で、彼女の声と歌い方が好きだ。

松浦の歌が好きになったきっかけは3rdシングルの「LOVE涙色」で、この曲をラジオか何かで初めて聴いたときにものすごいショックを受けた。
そのころはまだライブなどはやっていなくて、この歌を生で聴くためには発売記念イベントへ行くしかなかったのだが、前日に娘。のライブがありかなり疲労困憊な上に天気がいまいちだったので行かなかった。
そんなこんなで翌年3月にファーストツアーをやるというので、さっそく期待して出かけたわけだ。赤坂ブリッツに。一人で。
んで、ステージを見たんだが、なんか違う。いや、楽しいことは楽しかったのだが、俺の期待してるモノはそこにはなかったわけだ。その後も数回見に行ってるけども、違うんだな。周りのノリとか、雰囲気が。別に松浦ヲタの皆さんを否定する気はないんだけど、やっぱり違う。
そんな感じで、最近ではあまり松浦のライブへ積極的に行こうと思わなくなってしまった。

そんな中で今日の番組だ。久々に「松浦の歌」を聴いた感じだ。
俺の中での松浦のベストパフォーマンスは、NHK歌謡コンサートで歌ったLOVE涙色で、そこにはアイドルではなく、歌手としての松浦の姿があった。
今日の「僕らの音楽」はそれと同じくらい良かった。インタビューの中でも、肩書きは「歌手」だと言った。よく言った松浦、えらいぞ松浦、という感じだ。

世間では、松浦亜弥ってのはアイドルという扱いで、水着の写真集だとか、かわいらしい衣装を着て「ね〜え?」みたいな曲を歌ったりだとかしているけれど、彼女は歌だと思う。
そういう意味では、草原の人や風信子みたいな試みはすごくいいと思う。つんくの曲が全て悪いとは言わないが、やっぱり他の人が書いた曲を歌うべきだ。
そして、松浦のオリジナル曲しか聞いたことのない人は、Folksongs2や5を聴いてみて欲しいと思う。

そんなわけで、今はアイドルでもいいけど、近い将来もっと歌を聴かせるようなコンサートをやってくれることを期待。