AKB48 チームK 3rd stage「脳内パラダイス」 千秋楽

AKB48 チームK 3rd stage「脳内パラダイス」
会場:AKB48劇場
開演:18:00
ありがたいことに、K3rdの千秋楽公演を見ることができました。今井、高田の2人がこの公演をもって卒業するため、16人での最後のステージ。
丁度2ヶ月前の4月22日に初めて劇場でチームBを見たわけだが、その時にはこんなに回数通うことになるとは思っていなかった。今思えばそのきっかけになったのは、間違いなく5月1日に見た「脳内パラダイス」公演であり、チームKのパフォーマンスだろう。それまでに見たBとAの公演は、まあ確かに楽しかったけれどもそこまで頻繁に通うほどのインパクトはなかった。しかし最後に見たKのステージは違った。これは楽しい、これはすごいと思った。初めはAKBの3チームを1回ずつ見て終了かなと思っていたのだが、この「脳内パラダイス」公演のおかげで楽しさを知ってしまい、以降ずるずると見に行くことになるのでした。
入場は結構後の方で、上手の立ち見エリアへ。18時開演の予定が、なんやかんやで15分くらい遅れて開演。

01.友よ
02.脳内パラダイス
03.気になる転校生
 MC、「BINGO!」PV上映
04.泣きながら微笑んで / 大島
05.MARIA / 梅田・増田・河西
06.君はペガサス / 佐藤・秋元・宮沢・野呂
07.ほねほねワルツ / 小野・奥
08.くるくるぱー / 小林・松原・今井・大堀・早野・高田
 MC、「伝染歌」予告編上映
09.クリスマスがいっぱい
10.シアター・パイレーツ
11.片思いの卒業式
アンコール
12.花と散れ!
13.Team K 2nd メドレー(Virgin love〜シンデレラは騙されない〜転がる石になれ)
 MC
14.草原の奇跡
 MC
15.ありがとう / 今井優

    • 友よ
      • 初めて見る16人そろったチームK。この1曲目の『友よ』からしてこの公演は素晴らしい。夕日のような照明の効果なのか、ステージの雰囲気がとても美しいんだよね。そしてとも〜みのハーモニカは無駄にエロい。
    • 脳内パラダイス
      • そして楽器を片付け(『友よ』は楽器生演奏)、制服の上着を脱いで『脳内パラダイス』へ。この楽器片付け中のイントロの段々テンションが上がっていく感じがすごく良いんだよね。残念ながら今日も柱の陰で上着を脱ぐ奥ちゃんを見ることはできない。そして客席が一体となり、全力で「なつみがかわいい!」。
    • 気になる転校生
      • ここまでの3曲の流れがとても気持ちいいんだよね。サビでの手拍子がとても楽しい。大サビ前の手拍子がだんだん曲とずれていくのは仕様。
    • MC
      • まずは「BINGO!」のPV上映から。メンバーはステージ両脇で一緒に鑑賞。まあ、終盤に持ってくるよりは良いと思います。46人全員が出ているけれど、後ろの方は誰が誰だかまったくわかりませんな。白衣装の推されメンはやっぱり目立っております。そして今日のお題は「千秋楽をむかえて」。
      • 野呂さん。新曲PVに自分が映っていないという苦情。えれぴょんまゆゆの間には入れないとのことです。これを千秋楽のMC一発目に持ってくることができる野呂さんは素晴らしいと思います。その流れで夏希が軽蔑の替え歌で「選抜漏れ」という歌を披露。白い衣装を着たかったってことで。
      • 梅田。チームKでの梅田を始めてみました。本当は青年館で見ているはずなんだけれど、残念ながら全く記憶にない。何はともあれ、全員そろったチームKを見られて嬉しい。
      • 佐江。今日のチームKは、最初に泣いた人が全員にハーゲンダッツをおごるという賭けをしているらしい。ハーゲンダッツは贅沢ですね。
      • えれぴょん。こんにちはと言ってしまい、こんばんはと言い直すのが可愛い。この娘は見た目の可愛さとは裏腹に、とてもしっかりしたコメントを言う娘である。
      • 高田。今日は2円しか持っていないらしい。
      • 今井。相変わらず聴き取りやすいハキハキした良い声。
      • 香菜。日本語が危なっかしい。タカマリコ
    • MARIA
      • 梅田参加の正式なMARIA。この曲のイントロを聴くたびに思うけれど、有華は本当に良い声してます。そしてとも〜みちゃんのアニメ声が素敵なアクセント。振り付けもかっこいい。
    • 君はペガサス
      • この曲はステージ見る前にCDで聴いてた時にはそれほど良いと思ってなかった。けれどMARIAの後に4人があの衣装で登場して歌う姿はどえらい格好いいわけですよ。MARIAとこの曲はステージパフォーマンス込みで見ないと魅力半減ですね。割とカチッとしている才加、佐江なんかに比べて少し柔らかい印象の野呂さんのダンスが好きです。
    • ほねほねワルツ
      • ペガサスからほねほねへの落差が素晴らしいですね。ずんちゃっちゃーずんちゃ。
    • くるくるぱー
      • 今日の各メンバーが手に持っているものは初日と同じモノらしい。
    • MC
      • まずは「伝染歌」の予告編上映。香菜がマジで怖がっていた。
    • クリスマスがいっぱい
      • 基本的にKではえれぴょんを見ている俺だが、この曲は野呂さんを見ることが他の曲より多め。なんか可愛らしいのさ。
    • 片思いの卒業式
      • いつも通り「優子せんぱーい!」の中の人乙。えれぴょんのセーラー服が凶悪。違った意味で野呂さんのセーラー服も素敵。
    • アンコール
      • 舞台暗転後、観客で『草原の奇跡』をワンフレーズ歌い、メンバーコールからチームKコールへ。
    • 花と散れ!
      • この曲のコリスと今井優ちゃんのダンスのキレっぷりがとても好きです。それと対照的なえれぴょんのキレのない小川のせせらぎのようなダンスも好きです。肘うちとか、当たっても「ぽすっ」って音がしそうなくらい可愛らしい。
    • メドレー
      • シンデレラの長い手拍子部分で曲とずれるのは仕様。転がる石の盛り上がりったらそりゃあもう、ものすごいもんでした。
    • MC
      • 仕切りは野呂さん。高田が見せたいモノがあるということでいったん退場。その間に梅田からコメント。長期休養中のこととか、色々と。残りのメンバーも、スタッフに梅田にポジションをつめようと言われたときに反対したことなどなど。そういえば高田がいないんですけど。
      • 客の「出てこいや!」の直後にタイミング良く高田登場。風呂敷をかぶった格好で山手線腹筋(外回り)&背筋(内回り)をやる。「高田馬場」が異様に盛り上がる。
      • メンバー全員(今井以外)からコメント。とも〜みの途切れ途切れのコメントにあわせて「うん、うん」と相づちを打つ客がキモイw
      • えれぴょんは千秋楽がイヤでバックレちゃおうかと思ったらしい。ここで「ばっくれる」という単語が出てくるのがえれぴょんの素敵なところ。
      • 大堀。梅田の代役で『MARIA』を歌うことに対するプレッシャーなどを吐露。
      • Nなっち。自分で今井のズボンに仕込んだ劇団NYのワッペンで、自分が先に泣いてしまう。
      • 野呂さんあたりからしめっぽいコメントが続くも、才加の「みんな1つずつ才加にハーゲンダッツ買えよ」という明るいコメント。格好いいな、才加は。
      • そして、今井のコメントは後回しにして『草原の奇跡』へ。
    • 草原の奇跡
      • BメロはチームKコール。そして最後は肩を組んで大合唱。200回記念の時も思ったけれど、こういうチームKの雰囲気が大好きです。
    • MC
      • 高田、今井からのコメント。このへんで才加と佐江が抜ける。次の仕事らしい。
    • ありがとう
      • 最後に、今井が今日のために作ったという曲を披露。その前になっちを呼んで苦情。そして「でも、なっちでよかった」。以降、なっちうつむいて泣きっぱなしだった。
      • このオリジナル曲がなかなか味のある良い曲で、完成度はそんなに高いとは思わないんだけれど、歌詞と曲がツボで、不覚にも涙してしまった。

そんな感じで「脳内パラダイス」の千秋楽公演が終了。支配人が出てきてご挨拶。さっき歌った『ありがとう』のCDを全員に配るとのこと。その後、客席みんなで『約束よ』をワンフレーズ歌い、なぜかまたにまたアンコールが発生。けど、結局そのまま退場の案内が。こんなグダグダな感じもKらしいってことかな。最後は三本締め。そしてBGMの『脳内パラダイス』にあわせて最後にもう1回「なつみがかわいい!」。
外でもらったCDは、TDKの白地CD-Rにタイトルとサインと日付が手書きで書いてあり、インクジェットで作ったと思われるジャケットの紙が入っていた。良い思い出になりました。
というわけで、「脳内パラダイス」公演は終了です。この公演を見る前に、発売されていたCDでもって一通り曲は聴いていて、確かに好きな曲は多かったのだが、正直そうでもない曲も多かった。『泣きながら微笑んで』とか『君はペガサス』とか『シアター・パイレーツ』がそうなんだけれど、これが劇場でパフォーマンス込みで聴くとものすごく良いんだよね。もう何というか、脳内がパラダイスなんだよね。意味がわからないと思うけど。
今日の公演にしても、MCや進行も危なっかしい部分があったりして、完成されているかと言えばされてないと思う。けれど、そんなあの16人と、この観客とでチームKなんだなって思うことがしばしばあった。
そんなふうに短期間で俺をノックアウトしてくれたチームKと脳内パラダイス公演なんだけれど、この千秋楽をもって16人のチームKは終了となり、7月からひまわり組公演が始まるわけです。実は千秋楽公演を見るまでは、チームKの終わりとともに、この公演を区切りにAKBを見に行くのをやめようかなと考えていた。けど見終わってみて、今後彼女らがどう変わっていくのか、もう少し見てみたいという気持ちが強くなった。そんなわけで、今後もたまに劇場へ足を運んでみようと思うのであった。