AKB48

先月の末くらいから1ヶ月ちょっと、自分の中で「AKB48強化期間」でした。
AKBについては去年の夏すぎくらいから興味があって、ハローから流れる人は多いってきくし、青春時代を秋葉原で過ごしたヲタクとしてはスルーするわけにはいかないかなと。そんなわけで、去年の11月に青年館のファーストコンサートへ行ったわけだけど、その後はしばらくスルーでした。
そんでそろそろ行っておかないといかんな、と思い立って本拠地である劇場へA、K、Bそれぞれの公演を見に行ったのであります。つまんなかったらそれでおしまいだったんだろうけれど、これが結構楽しくてですね、特にKの「脳内パラダイス」公演が楽しいわけです。そんな感じで結局Aを2公演、Kを3公演、Bを1公演見たわけです。
んで思ったことは、やっぱり客との距離が近い。それは劇場での物理的な近さもあるけれど、それ以上に親近感というか何というか、「会いに行けるアイドル」ってのはとりあえず実現できてるんだなと思った。この距離感はメジャーであるハロー!プロジェクトには出せないものだし、また出すべきではないものだと思う。
ハローのファンって(ハローに限らないとは思うけど)2種類の人がいて、一方はメンバーに近づきたいと思う人。ライブでも積極的に前の方へ行ってレスとかもらいたがり、握手会とか好きなタイプ。もう一方はレスとか興味なくて、ライブでも自分で前の方を引けたら嬉しいけれど、無理しては行かない。アイドルとの距離感を保つタイプ。こんな分け方ができると思うんだけれど、AKB48ってのは前者のタイプにとってはとても楽しい場所だと思う。実際、自分の周りでそっち方面に流れている人はそういうタイプが多いように思う。俺はどちらかというと後者のタイプだけれど、それでもあのステージは楽しい。
楽曲で考えると、個人的にはやっぱりハローのバリエーションというか、懐の深さには及ばないと感じる。AKBの楽曲はやっぱりアイドルポップスの枠を出ない曲が多い。個人的にアイドルポップス好きだからそれはそれで問題ないし、実際に良い曲もあるんだけれど、音楽にうるさいハロヲタにはきっと物足りないに違いない。あと、たまに秋元臭すぎる詞とかあって、そういう曲は好きになれんね。
あとは文化。あのせまい劇場にある、独自の文化というか、風習というかそんなところも楽しさの一つでしょう。それはこじはるおじさんだったり、「なつみがかわいい!」だったり、MIXだったり。そんな劇場内の一体感が楽しさの一因であることは間違いない。チームKの公演を見ていると特に思う。
ただあの朝の並びは何とかならないものかね。だんだんエスカレートしているというか、ファンが増えても劇場サイズは変わらないわけだから、それだけチケットは取りづらくなるわけで。始発の時間より前にチケットがなくなるようでは新規ファンにとっては厳しい。
そんなわけで、色々ひっくるめて自分にとって楽しい要素が結構あるので、これからも暇を見ては遊びに行きたいなと思うわけです。ま、メールが当たればね。