美勇伝説II〜クレナイの季節〜 初日公演

Zepp Sendai

美勇伝ライブツアー2005 美勇伝説II〜クレナイの季節
会場:Zepp Sendai
開演:19:00
いよいよ美勇伝ちゃんの秋ツアー初日です。
秋ツアーを迎えるにあたって、まず期待することは美勇伝の現在をそのまま見せてくれること。素敵なアルバムもリリースして持ち歌も増えたことだし、前回のツアーよりも成長した姿を期待してやまないのです。
そんな事を思いつつ、キムカツのちーずをテイクアウトして新幹線に乗車。キムカツうまい。そのまま昼寝している間に仙台に到着。
とりあえず会場前の様子を見に行く。グッズ売り場がガラガラ。とりあえず景気づけにトレーディング缶バッジというのとピンナップポスターを買ってみたら、バッジが岡田でポスターが石川さんだった。まずまず。
しばらく他で時間をつぶした後、開場少し前に戻る。そして入場。なんとなく、1階の一番後ろでまったり見ることにする。少しして開演。

01.クレナイの季節
 MC
02.美〜Hit Parade〜
03.ひとりじめ
04.内心キャーキャーだわ!
 MC
05.愛〜スイートルーム〜
06.パジャマな時間
07.唇から愛をちょうだい
 MC
08.王子様と雪の夜 / 石川
09.チャンス of LOVE / 岡田
10.THE LAST NIGHT / 三好
11.紫陽花アイ愛物語
12.まごころの道
 VTR
13.銀杏〜秋の空と私の心〜
14.Tea Break
15.クラクラ ディナータイム
16.曖昧ミーMIND
17.恋のヌケガラ
 MC
18.カッチョイイゼ!JAPAN
アンコール
19.終わらない夜と夢

素晴らしい。ソロコーナーはあると思っていたのでいいとして、それ以外は全て美勇伝の楽曲。これぞ美勇伝のライブ。これを待っていたのだ。

    • 美〜Hit Parade〜
      • 2曲目に盛り上がる曲。なんか、2曲目に『LIKE A GAME』を持ってきた今のごまコンを思わせる。大好き!
    • ひとりじめ
      • そしてゆったりした曲へ。これも3曲目に『シンガポールトランジット』を持ってきた以下略。
    • 内心キャーキャーだわ!
      • 今日の目的その1。小俣町でおあずけを食らっていた『内心キャーキャーだわ!』。やっぱりこの曲最高ですね。
    • パジャマな時間
      • 石川さんがステージに座ってて可愛い。最終的には3人ともステージに座って歌う。注目のおかやんオペラパートはかなり良かった。そして石川さんのサビ、これも最高。そのままうっとり聴いていたら、2番サビの三好パート、なんか音かぶせている感じがする…。どうなんだろ。最後は3人寄り添ってタオルみたいなのにくるまる。結成当時はいまいちピンとこなかったけど、やっぱこの3人はいいなあ。
    • 唇から愛をちょうだい
      • 一転、激しい曲へ。なんか赤い布を取り出して振り回す3人。ふと見ると途中から岡田が何も持ってない。どうしたんだろ。
    • MC
      • 三好、岡田の2人で石川さんについてのトーク。最初は割とフリーかと思ったけど途中から寒いネタ満載の台本トークになってちょっと厳しめ。この2人は自由にしゃべらせても面白いような気もするけど。そしてソロコーナーへ。
    • 王子様と雪の夜
      • うわ、タンポポだ。この曲を生で聴くのはいつ以来だろう。ひょっとして、例の横アリ以来だったりして。タンポポだけはやっぱり特別な思い入れがあり、色んな思いが頭を巡るが、舞台上の石川さんは赤い衣装でいつも通り可愛いのであった。
      • Aメロのコールが、全部「梨華ちゃーん」でちょっと面白かった。
    • チャンス of LOVE
      • うわ、メロンちゃんだ。けど、前回の『愛のバカやろう』よりは良かった気がする。
    • THE LAST NIGHT
      • 三好はバラードに挑戦。この曲自体、それほど好きなわけでもないので普通。
    • 紫陽花アイ愛物語
      • そのままの衣装で『紫陽花』へ。石川さんはかぶっていた帽子をとっていた。
    • まごころの道
      • これを最後に持ってくるかと思ったが、そうではないようだ。コレでラストはもうあの曲しかない。
      • この曲も聴いているとなんだか幸せになれる曲。
    • VTR
      • 映像コーナー。3人による人形劇なのだが、岡田が暴走する展開でこれがなかなか面白い。かなり笑った。ぎゅー。
    • Tea Break
      • ライブで聴いてもうるさい某氏のアレンジ。曲は割と好きなんだけど。ところで、まだこの曲を聴いたときの既視感(既聴感?)が何の曲によるものなのかが判明しない。2曲くらいの複合のような気がする。
    • クラクラ ディナータイム
      • 今日の目的その2。クラップを完璧にこなしてやると意気込む。しかし、2番終わったあとの間奏入りでミスってしまう。9割の出来。
      • 間奏なんかではステージ上の3人もクラップを煽ってくれてちょっと嬉しい。完全無視だったらどうしようかと思っていた。
    • 曖昧ミーMIND
      • おなじみの例のフリでやっぱりおなじみの客の反応。
    • 恋のヌケガラ
      • Bメロサビ前あたりで石川さんが「行きますよ」みたいなセリフ。ちょっと高まる。
    • カッチョイイゼ!JAPAN
      • ラストは盛り上がって終了。間奏が煽りになったりしている。個人的にはこの曲はフルで振り付けをやって欲しい。
    • 終わらない夜と夢
      • アンコール後、ラストはやっぱりこの曲。

こんな感じで、持ち歌全てフルコーラスで披露、それにソロコーナー用に1曲づつ借りてきて19曲という内容。個人的にはライブパフォーマーとしての美勇伝が、これでようやくスタートに立ったという印象。このツアーの残りの公演、そして次のツアーと、少しずつでもいいのでコツコツと曲やステージを育てていって欲しいと思う。今日はパフォーマンスの質がどうこうよりも、きっちり現在の美勇伝を見せてくれるこのセットリストが嬉しかった。
とはいえ、パフォーマンスが悪いわけではなく、小俣町でも感じたが、三好と岡田が前回よりも成長しているのが感じられる。
そして何よりステージ上で楽しそうな3人を見ているとこっちも楽しくなってくる。この3人は本当に面白い。その面白さは多少、いやかなりマニアックな面白さかもしれないが、他のグループにはない独特の魅力だと思う。こういう風に成長するのを見越してこのユニットを作ったのだとしたら、つんく氏はやっぱり凄いなと素直に思う。
個人的にはかなり満足なツアー初日。だけど、コレはスタンディングじゃなくて普通のホールでも良かった気がする。
大阪名古屋はパスするので次は品川。楽しみ。