バリバリ教室〜小春ちゃんいらっしゃい!〜 初回公演
モーニング娘。コンサートツアー2005秋
バリバリ教室〜小春ちゃんいらっしゃい!〜
会場:松戸森のホール21
開演:14:30
モーニング娘。の秋ツアー初日。個人的には姫路のほうが楽しいに違いないと思いつつも、やっぱり石川さんの抜けて小春の入ったモーニング娘。がどんなライブをやるのかがとても気になるので、昼公演だけ見に行くことに。
席は3階の後ろの方なので、まあ全体を眺める感じ。周りは結構空席あり。今年春の戸田、去年夏秋の座間なんかは高騰したのに、なんだか寂しいですな。
ステージには中央に縦長のモニターが1つ。去年の夏秋で使っていたような感じ。
セットリストは以下の通り。
01.色っぽい じれったい
02.LOVEマシーン
03.ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。
MC
04.大阪 恋の歌
05.ザ☆ピ〜ス!
06.恋のダンスサイト
07.恋の始発列車/吉澤・高橋・小川・藤本・亀井・田中
08.バイセコー大成功!/新垣・道重・久住
09.ラストキッス/高橋・亀井・田中
10.男友達/吉澤・亀井・道重・田中・久住
MC
11.そっと口づけて ギュッと抱きしめて/藤本
12.涙が止まらない放課後/紺野
13.Memory 青春の光
14.シャボン玉
MC
15.初めてのロックコンサート/5期
16.パパに似ている彼/吉澤・藤本・亀井・道重・田中・久住
17.AS FOR ONE DAY
18.Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜
19.直感〜時として恋は〜
20.女子かしまし物語2
MC
21.THE マンパワー!!!
22.ここにいるぜぇ!
アンコール
23.ふるさと
24.Go Girl〜恋のヴィクトリー〜
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- 色っぽい じれったい
- 小春が他のメンバーを探しに行く、みたいなおもしろOP映像の後、この曲。OP映像のノリが軽いだけにそこからこの曲へつなぐのはどうかと思うけど、今のモーニング娘。といったらまずはこの曲を置いて他にない。当然これが1曲目だろう。
- 色っぽい じれったい
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- ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。
- そしてこの曲。どちらかというと、色じれの後にこれを先にやってからラブマ、のほうが良いと思うが、そうすると「ラヴ&ピース→ラブマ」という流れが春と同じになってしまう。まあ、それはそれでええやん、という気もするんだけどな。
- ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。
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- 大阪 恋の歌
- 自己紹介MCのあとにこれ。多少ダンスが変わっていた部分があったように思う。
- 大阪 恋の歌
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- 恋のダンスサイト
- セクシービームがさゆの手によってうさちゃんピースに変わっていた。すばらしい。
- 恋のダンスサイト
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- 恋の始発列車
- 特になし。
- 恋の始発列車
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- バイセコー大成功!
- 本日の想定外その1。まさかのバイセコー。俺はかなり楽しめたんだけれど、棒立ちのお客さんも多かった感じ。普通にマイナー曲ですよ。「1!2!3!ウッ!」とかのれる客はそうそういませんよ。
- バイセコー大成功!
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- ラストキッス
- 本日の想定外その2。個人的には、昔の曲を別のメンバーでやることに関して抵抗はあまりない方なのだが、ことタンポポとなると話は別。比べること自体ナンセンスと言われればそれまでなのだが、やっぱり比べざるを得ない。高橋、亀井、田中の3人で歌ったいるわけだが、別に下手なわけじゃない。けど、声の質が合わないというか、3人の声があまり綺麗に融合しない。オリジナルの3人は飯田さんのアタックの強い声、石黒のウェットな声、矢口の耳障りのよいシルキーな声と個性的な3つの声が見事に1つになっている印象があるのだが、今回の3人にはあまりそれが感じられない。亀井と田中の声、どちらもエッジが効いていて似ている部分があったり。ま、オリジナルの3人が脳内で美化されている部分もあるんだろうけど、コレも今後公演を重ねて歌い込んでいって欲しいです。
- ラストキッス
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- 男友達
- よっちゃんさんがメインボーカル、メンバー下から4人がコーラス。
- 男友達
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- そっと口づけて ギュッと抱きしめて
- いきなり序盤で音を外す。どうもミキティは自分の持ち歌が下手になっている感じがするな。まあ、歌う機会がないのでしょうがないのかもしれないが、ちょっと悲しい。
- そっと口づけて ギュッと抱きしめて
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- 涙が止まらない放課後
- こんこんのソロ。半分持ち歌みたいなもんだな。
- 涙が止まらない放課後
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- Memory 青春の光
- 特になし。声質的にオリジナルとだいぶ違うので印象もだいぶ変わる。
- Memory 青春の光
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- シャボン玉
- 久々のこの曲。やっぱりシャボン玉は良い。セリフは亀井。大阪の石川さんパートを亀井が歌っていた時点でそうじゃないかなと思っていた。首が疲れました。
- シャボン玉
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- 初めてのロックコンサート
- 5期の4人で歌う、麻琴の見せ場。サイズ、ダンス共に2002年のLOVE IS ALIVEと同じ感じ。それにしても麻琴の髪は金髪を通り越して白金状態。
- 初めてのロックコンサート
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- パパに似ている彼
- うーん、特になし。
- パパに似ている彼
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- Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜
- やっぱりよっちゃんさんが真ん中にいるミスムンは良いですね。HIGH SCORE!でWとBerryz工房のやつを見たけど、段違いです。当時のメンバーは5人しかいないとは言え、さすが本家です。終盤で女役が1列にならんで端からターンしていく振り付けもきちんとやるし。やっぱアレがないとな。
- Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜
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- 直感〜時として恋は〜
- これは意外だった。春とは違ってショートで、膝立ちで横移動するBメロの振りも変わっていた。ショートはちょっと物足りないかな。
- 直感〜時として恋は〜
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- ふるさと
- オーディションでの例のパートを小春が歌っていた。この部分はおそらく武道館あたりから新曲に変わるんだろう。
- ふるさと
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- Go Girl〜恋のヴィクトリー〜
- この曲も頭のサビ直後の振り付けが激しめのロックダンスになっていた。あれはなかなかかっこいい。
- Go Girl〜恋のヴィクトリー〜
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- 声
- そして終演後の追い出しは『声』のインスト。てか、本編でこの曲聴きたかったな。
- 声
というわけで、全体としては、思ったよりも楽しめた。まあ、まだ1公演目なので、これから回数を重ねてどのように進化していくか、に期待。
俺の中でモーニング娘。の魅力というか、楽しみ方って2種類あって、1つ目はテレビやラジオなどでのトーク、インタビューなどから垣間見えるメンバーのキャラクターや人間関係、そしてその移り変わり。この点については、石川さんがいなくなってしまったのは結構影響が大きく、楽しみとしてはだいぶ減ってしまっている。
そして2つ目はライブパフォーマンス。目当てのメンバー(俺の場合は石川さん)がいなけりゃライブ行く意味ねえよ、という一押しメンバー重視で楽しんでいる人や、昔のモーニング娘。が忘れられず、昔の(時には美化された)イメージを引きずっている保守的な方々にとっては、今のモーニング娘。のライブはあまり楽しくないだろう。けど俺の場合、ライブに関してはあまりそういう考えではなく、ステージ全体の印象のほうが重要。そういう意味では、たとえ石川さんがいたとしてもステージ全体の印象というか、まとまりが良くなかった美勇伝説よりも今回のモーニング娘。のほうが印象はよい。
誰があの曲を歌ったからどうとか、あのパートを誰が引き継いで云々とか、そういった細かいところもそれはそれでおもしろさの一部分ではあるが、ステージ全体そして公演全体をマクロな目で見た場合、やっぱり今のモーニング娘。には今のメンバーなりの魅力がある。歌も高橋を中心に割とまとまっているし、全体的なダンスパフォーマンスだって昔に比べて見劣りするかと言えば決してそんなことはない。『大阪 恋の歌』や『Go Girl』ではダンスを一部変えてきたり、そういった試行錯誤も見られる。
そこで今回のステージが、現モーニング娘。の魅力を存分に活かしていたかというと、その辺はなんとも。まあ、のこり19カ所もあるんだから、今後どう変わっていくか、ですね。